コロンボマラソン2018のフルマラソンを完走した体験談

コロンボマラソン2018でフルマラソンを走ってきた

どうも、Kenです。カオマンガイ、摂取しました。

 

スリランカ最大都市コロンボでおこなわれたコロンボマラソン。

このマラソン大会には、

  • 5km
  • 10km
  • ハーフマラソン
  • フルマラソン

という4種目あり、外国人はそのうちのハーフ、フルマラソンにエントリーできるようになっていました。

名前を聞いただけでも面白そうだったので早速エントリーすることに。

せっかくなので最長のフルマラソンに参加してみました。

今日は無事にボロボロになりながらもコロンボマラソンを完走し、なんとか日本に帰ってこれましたので体験談を忘れないうちに書き留めておきます。

 

 

コロンボマラソン2018のフルマラソンに出場した体験談

時系列でコロンボマラソンの体験談を振り返ってみます。

 

3:30am 起床&朝ごはん

スタート時間が6時ということだったので、スタートの3時間前の3amに起きようと思いましたが、30分妥協して3:30amに起床。

起床すると同時に朝ごはんを食べます。

マラソンの前日にスーパーで仕入れていた

  • クリームパン2個
  • オレンジジュース
  • チョコレート

を胃袋に入れました。

オレンジジュースは間違えて原液を買ってしまうというハプニングがありましたが、なんとか栄養摂取完了。

あとはゼッケンを準備したり、マラソングッズを輸送用のカバンに詰めて準備完了です。

 

4:50amホテル出発

大体4時50分ぐらいにホテルを出発しました。

宿泊先のホテルはMoss Colomboというところで、スタート地点のバンダラナイケ記念国際会議場になるべく近いところに泊まったのが正解でした。

夜明け前にスタート地点のバンダラナイケ記念国際会議場に徒歩で向かいました。

しかし、周りにスタート地点に向かっているランナーがいなさすぎて不安になってきたのもあり、若干小走りになりましたね。

「みんなどこ?笑」

 

また、荷物預かりをスムーズにできるかどうか心配だったのと、あと、スタート時間は変更なしで6時間スタートなのか、ということがちょっと不安になっていました。

 

早朝の5時頃でしたので、周囲にランナーどころか人がおらずぼくだけ。

「うわっ・・・・不安だよ・・・」

と思って小走りしていたところ、左サイドからいきなり犬が出現!!

 

「NONONOOOOO!」

と犬を牽制し、数秒睨み合ってなんとかなだめることに成功。

危うく番犬に追いかけられてスタート前にリタイアするところでした笑

犬から見ても怪しい人物だったのでしょう・・・・・

せ、せめてリードにつないでおいて欲しい・・・・

 

5:10amスタート地点に到着

ホテルを出発してからだいたい20分ぐらいでスタート地点に到着しました。

既にそこにはたくさんのランナーが集結していて、記念写真を撮ったり、ウォーミングアップしたりしていました。

 

スタート地点について真っ先にしたことは、荷物預かりサービスの確認です。

事前に仕入れた情報によると、

ゴール地点まで荷物を運んでくれる輸送サービス

を実施しているということだったので、まずそちらのサービスを探すことにしました。

>>詳しくは「コロンボマラソンの荷物預かりについて」へ

 

運営っぽい人に聞いてみたところ、

「そこを曲がったところにあるわ」

ということだったので、スタート地点から右に曲がったところにあるということに入ってみました。

そこに、

BAGGAGE

と書かれた紙が貼ってあるトラックを発見。

「おっしゃあ〜アブね〜」

と一安心していたのですが、なんとそれは5 km、 10 kmのランナー向けだったのです。

 

どこをどう探してもフルマラソンのトラックが見つけられず、たまらず係員に聞いてみたところ

「もうちょっとまっすぐ行ったところだよ」

と言われたので真っ直ぐ歩いてみることに。

 

がしかし、100mぐらい歩いても見当たらないので、ちょっと怒りをあらわにした感じで

「どこにあるんですか?フルマラソンのトラック?あっちにないですよ?」

と聞いてみました。

すると、先ほどのスタッフは近くにある白いワゴン車をさして、

「あれだよ、あれ。白いシャツのやつが立ってるやつだ」

と、5 km と10 km の荷物輸送車とは似つかないただの白いワゴン車を指しました。

そのワゴン車に近づいてみると、どうやら本当にこれがフルマラソン荷物預かりだったようで無事に荷物預けることができました。

何はともあれ、これで安心してスタートできるぜ・・・・

 

5:30amウォーミングアップ

荷物預けて走るだけになりましたので、ウォーミングアップを開始。

ホテルからスタート地点まで走ってきていましたので、なるべくエネルギーを消耗しないようにして整理体操、動的ストレッチなどをして本番に備えます。

 

また、この時間にトイレに行くことにしました。

スタート地点付近には仮設トイレが数カ所設置されていましたので、そちらで用を足すということに成功。

それほど列ができていなくて助かりました。

 

5:55amスタートに並ぶ

5時55分頃へスタート地点に向かいます。

コロンボマラソン

コロンボマラソンでは5 km 、10 km、 ハーフマラソン、フルマラソンという4種目が同時にスタートしますので、たくさんのランナーが集結していましたね。

スタート地点付近は混雑していましたが、ぎゅうぎゅうづめというわけではないので、なるべく前の方に移動できました。

 

6:00am スタート

6時ぴったりにスタートしました。

4種目のランナーが入り混じっているため、周囲のランナーのペースが速かった印象。

僕自身も今回はサブスリーを狙っていましたので、だいたい1kmあたり4:15ぐらいのペースをで走り始めました。

コロンボマラソン

最初の5 km までは道が交通整備されており、ランナー以外は 道路を通れないようになっていました。

 

5km地点通過

5 km 通過です。

コロンボマラソン

これまで距離表示がありませんでしたが、5kmの部のゴールということもあり、距離表示がありました。

だいたいサブ3のペースから2分ぐらいビハインドのペース。

スタート地点からのロスもあったのでサブスリーピッタリぐらいのペースで走っていたのかと思います。

ここで初めての給水があり、水を少量ながら飲んでおきました。

 

15km 時計がバグる

5 km から10 kmのペースもイーブン。

コロンボマラソン

1kmあたり4:15くらいのペースで走り通すことに成功し、大体サブ3ぐらいのペースで通過しました。

 

ただ、5 km 以降は交通整備がなくなり、ランナーは軽車両の扱いになります。

自動車やトゥクトゥク(バイクに椅子をつけたもの)がランナーたちのすぐ脇を通り過ぎて行きます。

また、それにとまなう排気ガスがひどい。。

前半からタフな環境にさらされていますが、順調にラップを刻んで行きます。

しかし、 15 kmぐらいの 地点でハプニング!!

変なところを触ったために時計がリセットされてしまい、自分が何分で走っているのかわからんかってしまったのです。

ぐっ・・・・!

 

ハーフマラソン通過

ハーフマラソン通過が1時間36分ぐらい。運営側の時計で確認できたのが幸いでした。

サブ3のペースから6分ぐらい遅れていましたが、 まだまだイケる。

ハーフマラソンの大会でたときはいつもこれくらいだったので、フルマラソンを走るにしては速いペースです。

ハーフマラソン参加のランナーが続々とゴールし、ここからはフルマラソンのランナーのみ残ります。

もともとフルマラソンのランナー数が少ないためか、ハーフマラソン通過後は前後にランナーが見当たらなくなり、一気に孤独感が増してきました。

また、足が重くなってきたのはこの頃からで、自分がサブスリーが不可能なんじゃないかと悟り始めます。

 

25km 水を欲す

ハーフマラソン通過から25 kmまではきつかった。

コロンボマラソンでは5kmごとに給水がありますので、20kmで給水してからは25km通過まで水が飲めません。

ハーフマラソン通過してからいきなり足が重くなり、スピードが落ちてきました。

しかも、喉が乾く、水が欲しい・・

コロンボマラソン

この地点に至るまで給水がありましたが、500mlペットボトルの水はゴクゴクと飲みづらく、ちょこっとしか飲んでいませんでした。

ハーフ通過後は脱水症状に近い状態で、常に水のことを想って走っていました笑

 

やっと25 km に到達。

給水ポイントに差し掛かったので500mlペットボトルの水をもらい、一気に飲み干してしまいました。

ペットボトルの水を全部飲んでしまいたかったので、歩きながら水を飲むことにしました。

この時点で既に足が重く、死にそうな感じだったので目標を「サブスリー」から「完走する」に切り替えることに笑

この時点で圧倒的に戦意喪失していましたが、なんとか完走はしたかったので、ウエストポーチに仕込んでおいたエナジージェルを1つ食べることにしました。

 

25~35 km 地点 単調なコースが続く

ここら辺のコースはかなり単調で、ラグーンと呼ばれる湖の脇をずっと走り続けるコース。

景色が変わらないことに加え、周囲にはランナーの姿がまったく見えない、という完全に孤独な状態で走り続けることになります。

コロンボマラソン

5 km ごとの給水がものすごく遠く感じました。

前半より失速してることもありますが、なかなか水にありつけず余計に死にそうに。

 

また、ここら辺は応援もなく、住民は応援してくれず、

ただ、ただ、静かにぼくを見守っている

という感じで、余計にやる気が削がれていきます笑

超減速して死にそうに走っているにもかかわらず、全然追い抜かれないほどのランナー密度。

もしかしたら、ぼくだけしかフルマラソン出していないんじゃないか・・・・

と思うぐらい孤独でした。

 

20km代後半で、背後から来たランナーに

「Where are you from?」

と英語で話しかけられたことがありました。

彼はぼくと同じく東アジアの風貌のランナー。

「Japan」

というと、

「おおー!ぼくもです!」

と超孤独な旅路で久しぶりに他のランナー、しかも日本人のランナーに出会えって嬉しかったのを覚えています。

「もしかしてJICAの方ですか?」

「いえ、違います」

「じゃあ何でここにいるんですか!笑」

 

どうやらコロンボマラソンに参加する日本人は珍しいらしく、もしかしたらほぼ全ての日本のランナーはJICAの方なのかもしれません笑

「じゃあそれでは」

と彼は颯爽と僕を追い抜いていきました。

おそらく、彼自身がJICAの職員で、スリランカの現地に滞在している方だったともしれませんね。

ともあれ、このランナーと言葉を少し交わしたことで孤独感が和らぎ、エネルギーをもらったことは確かです。

 

35〜40 km いざネゴンボへ

そんな単調で孤独なコースをくぐり抜け、 ようやくマラソンの壁とも言える35 km 地点を通過。

ここまでくると景色が若干変化して来ていて、コロンボではなくその北の街「ネゴンボ」に突入していたのかもしれません。

海や湖、池が見えたりして徐々に景色が美しくなって行くではありませんか。

コロンボマラソン

さすが漁民の街というだけあるな・・・・

コロンボマラソン

しかし、景色は変わり始めましたが、ぼくの体は相変わらず死んでいて、心だけで走っている感じでした。

コロンボマラソン

途中道がわからないまま分岐点が出てきてしまい、どっちに入ったらがわからない状況になってしまいました。

係員もいなく、後続のランナーもおらず、道を間違える可能性もありました。

通りが多い道路を選択することで何とか無事に正しい道を走ることができて本当に良かった・・・

 

ここで道を間違えて距離をロスしていたら完走はなかったと思います。

あまりにも苦しすぎて

「ああああああああああああああああああああああ」

と一人で叫びながら走り始めたのもこの頃でした。

景色が変わって気分転換にはなりましたが、すでにその頃には惰性のみで前に進んでいて、何回も死神が見えていました。

そんな苦しみの絶頂を迎えていたところで、女神の市民が登場。

37〜38 km 地点で水が入った新品のペットボトルをくれた市民の方がいて本当に嬉しかったです。あの恩は忘れません。

 

40〜42 km 渋滞発生

40kmを過ぎると、最後の給水が終わりゴールを目指すだけになりました。

ただ、このゴール直前もきつかった・・・

 

繁華街に近づいてきたためか、道が普通に渋滞しており、前に進めない笑

 

また、市街地を抜けると、再び道路を軽車両扱いで走ることになります。

もはやぼくはなぜ走れているかわからないぐらいのスピードで進んでおり、

高齢者の自転車にもバンバンと抜かれるほどのスピードで走っていました。

コロンボマラソン

道端で応援していた市民の方が

「残り500 mだよ!あと少し!」

と言ってくれたので、

「おお!」

と救われた気持ちになり、ゴールを目指して走り続けていましたが、なかなかゴールがみえてこない!!

 

「ああああああああああああどこだよゴール!!」

と一人で叫びそうになっていましたが、突如、コースは左折。

角を曲がってみると、そこにはようやく待ち望んでいたゴール地点が見えて来ました。

コロンボマラソン

そこはネゴンボのBeach Parkというところで、海岸公園というやつです。

最後にドバッと2人ぐらいに抜かれましたが、スパートをかける体力も残っておらず、最後も惰性ででなんとかゴールテープを切りました。

3時間50分10秒ぐらいでゴールしましたね。

コロンボマラソン

自分の時計は計測できなくなっていたので何分でゴールしたのかよくわかりませんが、ゴール直前に見た電光掲示板が3時間50分10秒ぐらいだったのでそれぐらいだったのでしょう。

マラソン史上で最も苦しく、最もなかったことにしたい黒歴史的な大会になりましたね。

 

ゴール後

ゴール後はスタッフに写真を撮ってもらいましたが、なぜか顔がドアップになった写真に笑

もうね、ゴールしたからなんでもいい、生きてるし。

 

「何が欲しい?」

と聞かれたので、即

「水」

と答えて、冷えひえの500mlの水をもらい、それを一気飲みを呑みをしました。

一本で足りず二本目を飲み、ビーチのような公園だったので砂浜を歩きながらクールダウン。

 

もう歩けなくなるぐらい歩いたあと、木陰で一休みし、荷物を受け取り着替えました。

参加 T シャツをもらいにいったら有料だったのでスルーし、売店でアイスを買い、ひたすら海を見続けていました。

「いやあ、ほんと無事に終わって良かった」

コロンボマラソン

30分ぐらいを波を見続けていましたが、ようやくコロンボへ帰ろうと決心。

宿泊先のコロンボのホテルまで帰り始めました。

コロンボマラソンではシャトルバスなど交通機関サービスを出しておらず、自力で帰らなければならないので、そこからも大変でした。

詳しくは「コロンボマラソンの帰りのルート」を読んでみてください。

 

トゥクトゥク、列車、バスの3つの交通手段を駆使し、なんとか無事にホテルに到着。

完走から6時間経っていましたが、無事で何より。

即シャワーを浴びてベットに横になり仮眠を取ることにしました。

 

 

もう、コロンボマラソンはいいかな笑

以上がコロンボマラソンを走ってみた体験談でした。

今までマラソン大会に出るたびに

「絶対にこの大会にはもう二度と出ない」

と固く誓うことが多かったのですが、しばらく日数が経つとそのことを忘れてしまい、

「あ〜あの大会でもう一回走りたいな〜」

と思うこともありました。

 

が、しかし、このコロンボマラソンに関しては本当にもう勘弁してほしいです。

2度と絶対に走りたくない!!

給水も少なく、犬に吠えられ、軽車両の扱いで走り、道が単調で、渋滞に巻き込まれ・・・・

もうとにかく、つらい。

本当に苦しかったので、

もう本当に二度とコラボマラソンには出たくないです。

いや、また時間が経つと苦しさを忘れ、

「コロンボマラソンに出てえ〜」

となっているかもしれませんね笑

 

という感じで、かなりクレイジーでファックでタフなマラソン大会となっています。

コロンボマラソンに出場する方は練習を積み、序盤を抑え、後半に余力を残しておくことをおすすめします。

 

それでは!

Ken


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Ken
中学から陸上を続けて14年間走り続けてきたランニング愛好家。 19歳の時初めてのフルマラソンに出場し、サブスリーを達成。 走る楽しさを伝えるウェブメディア「RUNNIE」の編集及びライティング担当。

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