箱根駅伝を現場で観戦するってどんな感じ??
どうも、Kenです。持ち越して、ます。
2019年の新春スポーツ第95回箱根駅伝。
今では風物詩となっている箱根駅伝ですが、28年間生きてきた中で、生で観戦することはありませんでした。
むしろ、箱根駅伝の良さは、
テレビの前でダラダラするゆるさ
と思ってましたからね笑
しかし、2019年は心機一転。
「箱根駅伝を現場で観戦するのはどのような感じなのか??」
が気になってきたので、実際に応援に行ってみました。

今回応援に行ったのは往路 9区・10区のランナー達が集う、
- 横浜
- 品川
- 東京・大手町
の3箇所。
せっかくなので、箱根駅伝を観戦してきた感想を書いておこうと思います。
箱根駅伝を観戦してきた感想
次のことを感じました。
パブリックビューイングの面白さがある
箱根駅伝を現場で観戦することは
パブリックビューイングのような面白さがある
と思いました。
パブリックビューイングとは、スポーツを他の人と一緒に観戦すること。
ワールドカップ、オリンピックなどではメジャーな観戦手段となっています。
まず他のお客さんの応援が聞こえることで、周囲の駅伝へのパッションが伝わってきます。
「みんな駅伝好きなんだな・・・・」

さらに、ランナーが通過した後の周囲のざわざわ感がいい。
レースの動きをランナー達からだけでなく、周囲の観戦客からも感じ取ることができました。
これはテレビの前では味わえないものだったと思います。
箱根駅伝に憧れるランナーこそ見てほしい
箱根駅伝は正月の風物詩となっていて、注目度の高い駅伝大会です。
箱根駅伝を目標としているランナーも多いと思います
そんな箱根駅伝に憧れる「未来の箱根予備軍ランナー」にこそ、生で見てほしいと思いました。
実際に箱根駅伝を観戦してみると、その壮大さ、観戦客のパッションなどが伝わってきて、自分も箱根を走りたいと思うはずです。
箱根駅伝のランナー達は、普段は車がびゅんびゅん走っている大きな道路をジャックして走ることになります。

しかも、それぞれのランナーには白バイがついているという待遇。
沿道からは絶え間ない応援が届くといった、他の駅伝大会ではお目にかかれない異様な空気で走ることになります。
このような箱根駅伝の本当の雰囲気というものは、実際に現場で見ないとわからないものです。
ぼく自身、今までテレビで箱根駅伝を観戦してきて、それらを感じ取ることができませんでした。
「いやあ、これを見てしまったら箱根駅伝を目指すランナーが多くなるだろうなああ〜」
ぼくも高校生時代に現場を見ておけばもうちょっと頑張れたかもしれないです笑
テレビに映らない景色があった
テレビでも箱根駅伝は観戦できます。
何台もカメラがあったり、実況も解説もある。しかも、バイクカメラでランナーに近い映像を見ることができます。
ただ、実際の現場で箱根駅伝を観戦すると、テレビには映らない景色を目にすることになります。
先ほどもできましたが、客の情熱はテレビからは十分に伝わってきませんでした。
また、面白いなと思ったのは陸上部の大学生たちを現場で見かけたことです。
おそらく、彼ら・彼女らは大学の陸上部に属していて、長距離以外の部員たち、もしくは箱根駅伝に出られなかったサブの選手かもしれません。
陸上部の部員がスマホで結果を確認しながら、母校の走りに一喜一憂している様は、現場でしか見れないものだと思いました。
応援合戦が見れる
箱根駅伝は大学をあげての競技となりますので、応援部が派遣されているようです。
特にすごかったのがゴールの付近大手町の応援合戦ですね。

久しぶりに大学生の若さというものを感じてきました。
テクノロジーが助けてくれる
箱根駅伝を観戦しに行く前は、レースの状況がわからなくなることが心配でした。
「スマホでテレビ見れないしどうしよう」
と。
しかし、昨今のテクノロジーが発達していて、スマホがあればレース状況を把握できました。
僕が利用したのは日本テレビの箱根駅伝公式ページですね。

このページではでリアルタイムで、テレビの動画を見ることができました。
ウェブブラウザでこちらのページをみるだけで、テレビと同じ映像が見れてしまったのです。

さらに面白かったのが「速報マップ」。

マップ上に、各大学のユニフォームが描かれていて、どこの大学の選手がどの辺りを走っているのかを確認できました。
しかも、このマップはリアルタイムに連動しているのです。
マップ上のユニフォームの画像が選手と一緒に動くようになっていました。
この技術のおかげで箱根駅伝の現場でも応援しやすかったですね。
穴場は品川だった
応援する時に気になるのは、穴場の存在だと思います。
できるだけランナーがよく見える穴場で応援したいですよね。
今回、僕は
- 横浜
- 品川
- 東京・大手町
の3箇所で見てきましたが、一番良かったのが品川。

多くの路線が繋がっていてアクセスしやすいですが、沿道の人数が他の2箇所に比べて少なくて最前列で見ることができました。
駅前の道路は応援の人でいっぱいでしたが、穴場だったのがランナーとは反対車線の道路ですね。

西口から出たところにラーメンストリートがあるのですが、そこのラーメン街の前の道路が空いていて、ランナーをクリアに見ることができました。

ここでは、帰りにラーメンも食べることができましたし、一番の穴場でしたね。

逆にやばかったのが
横浜。

「東京に比べたらいい位置で見えるんじゃないかな」
と思っていたところ、全然見えませんでした笑

まず道路の構造上、ランナーまでの距離が遠かったです。
さらに応援の人数が異常なまでに多く、背伸びしてもジャンプして見えませんでした笑
最後に行ったのが東京の大手町。

さすがにゴール付近なので人が多くて大変でしたね。
ゴール地点まで行こうと思いましたが、ある地点を境に全く進まなくなり、にっちもさっちもいかなくなりました。

応援合戦が見れるのが魅力ですが、人口密度が半端なく、みんな高い所に登って観戦していました。

下位の選手も応援したくなる
箱根駅伝をテレビで見ていると、正直、下位の選手はあまりを応援していません。
シード権争い、優勝争いに絡んでこない選手を応援してもつまらないからですね。
ただ、実際に現場で応援してみると、下位の選手まで応援したくなりました。
選手が通るだけで観戦者としては嬉しいので、とりあえず拍手を送ったり、声援を送ったりしていましたね。
ランナーはあまり見えなかった
想像以上に応援する人が多く、本当に頑張らないとランナーの姿は見えませんでした。
混雑している観戦ポイントでは、高台に登ることは必須。
最悪の場合、応援している人の頭だけ見て終わる可能性があります笑

唯一、はっきり見えたのが品川駅前。
反対側の車線からでしたが、このようにランナーの姿を生で確認できました↓

小さかったですけどね笑
真剣に応援したい方は早めにポジション取りしておきましょう。
旗がもらえる
箱根駅伝の観戦といえば、赤と白の旗ですよね。
テレビからも、沿道のお客さんがパタパタふっているのが見えました。
「応援の旗がどこでもらえるのかな」
と気になっていたところ、あちこちに旗を配っているスタッフの方がいて、誰でももらうことができました。

記念にもらっておきましたが、なんと無料。
無料で箱根駅伝のお土産がもらえるのは1つの魅力ですね。
人が多すぎてテロが怖い
あまりにも人が多すぎて、ちょっとテロの心配をしました。

マラソン大会のテロといえば、ボストンマラソンでテロがありました。
「パトリオット・デイ」というボストンマラソンのテロの映画を鑑賞してから、人が集まる場所ではテロの可能性があると認識し、警戒するようになりました。
箱根駅伝は本当に多くの人が一箇所に集まってランナーたちを見て注意散漫になりますので、ちょっと怖いなとは思いました。
定点観測する楽しさがある
テレビで箱根駅伝を観戦すると、TV局がカメラをあちこち切り替えて、映像を選んできます。
テレビ局に視点がコントロールされていると言ってもいいでしょう。
しかしながら、実際の現場で定点観測することで、
いつどこでみるか?
をという視点を選べ、かつ、実際のランナーの速さを肌で感じることができました。

現場で定点観戦することは、テレビとは違った楽しさがあると思いました。
選手は一瞬で過ぎてしまいますが、逆に味わい深かったですね。
多数の観戦ポイントに移動できる
箱根駅伝の観戦は一箇所に留まる必要はありません。
複数の観戦ポイントを回ってランナーを応援できます。
路線が発達している地域では、応援後に電車で移動して次のポイントに移れます。
僕も今回、横浜と品川と東京の3箇所にいってきましたが、これら3駅は JR 東海道線が通っていて、乗り換えなしで移動できました。
さあ、箱根駅伝を現場で観戦してみよう
以上が箱根駅伝を現場で観戦応援してみた感想でした。
長年、テレビでダラダラ見てきた駅伝ファンでしたが、リアルはリアルで違う味わいがありました。
勇気を出していってみて良かったと思います。
僕駅伝ファンの方は、ぜひ実際に現場に足を運んでみてくださいね。
それでは!
Ken
ランニング愛好家。
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