ミズノのF.O.R.Mでランニングフォーム診断??
どうも、Kenです。トリキ、最高。
ランニングは一人でもできるスポーツ。ゆえに、一人で練習し続けていると、
誰にもランニングフォームをチェックしてもらえない
という状態が続き、自分が知らない間にランニングフォームがゆがんでしまうおそれがあります。
何を隠そう、ぼくも高校の陸上部から脱して以来ずっと一人で走ってきたので、そろそろフォームにメスを入れ、誰かに指導してもらいたいと思っていました。
そんな時に出会ったのが
ミズノのF.O.R.M
というサービス。
こちらは
Form Optimizer of Running Methodology by Mizuno
の略でありまして、ミズノが開発したランニングフォーム最適化プログラムというわけですね。
簡単にいうとこのサービスでは、
マーカーを装着してトレッドミルでランニングし、ランニングフォームを3D解析してもらえるのです。
自分のランニングフォームを客観的に見てもらいたい方にはぴったりですね。
ミズノのF.O.R.Mには、
- ベーシックコース:フォーム診断のみ
- プレミアムコース:フォーム診断+室内トレーニング
- グループレッスンコース:2~4名で計測+屋外トレーニング
という3種類のコースがあります。
それぞれの料金と時間、体験できる場所は次のようになっていますよ↓
コース名 | 料金(税抜き) | 時間 | 開催場所 |
---|---|---|---|
ベーシックコース | ¥3,000 | 30分 | 東京、大阪、熊本、京都 |
プレミアムコース | ¥6,000 | 60分 | 東京、大阪、熊本、京都 |
グループレッスンコース | ¥15,000 | 2時間 | 東京、大阪 |
ぼくはこの際、徹底的にランニングフォームを改善したかったので思いきって「プレミアムコース」を体験してきました。
ミズノのF.O.R.Mプレミアコースの口コミ体験談
プレミアムコースは次のような感じでしたね。
WEB予約
まずWEB上でF.O.R.Mを体験する時間を予約します。
こちらのページで、
- 東京
- 大阪
- 熊本
- 京都
から開催地を選び、コースを受講する時間帯を予約します。

時間帯を予約したら受講料の支払いです。
クレジットカードを使うことになるのでお手元にご用意ください。
現地に行く
ぼくは東京のエスポートミズノ で受けてきました。
F.O.R.Mのブースはエスポートミズノの2F。

ランニンググッズが販売されているフロアの一角に設置されていましたね。
当日の持ち物は、走る道具(シューズ、ウェア、タオルなど)があれば十分。
ただ、ウェアを着替えたり問診票を書いたりする時間が必要なので、開始時刻の10~15分前ぐらいには現地入りしていることをおすすめします。
問診票記入
トレーナーの方に挨拶すると、まずランニングの問診票を記入していきます。

記入項目としては、
- ランニング歴
- マラソンベストタイム(過去2年間)
- ランニング中に痛みが発生する箇所など
ですね。
着替える
問診票を書き終えると、ブース内に設置された更衣室でランニングウェアに着替えます。
ファッションセンターによくある着替えブースで着替えられるので、私服やスーツで現地に乗り込んでも大丈夫。

着替えの時間も考慮されているので開始時間直前に到着しても問題ありません。
マーカーを装着
着替え終わるとランニング計測の準備開始。
まずはトレッドミルに乗り込み、「マーカー」という道具を、
- 肩
- ひじ
- 手
- 膝
- 尻
- 足
の6箇所につけていきます。

F.O.R.Mではランニング中のマーカーの動きによってランニングフォームを診断してくれるのですね。
レースペースで5分走る
マーカーをつけ終わると、今度はマラソンのベストタイムのペースで走ることになります。
もちろん、トレッドミルで。

ぼくは6ヶ月前に走ったホノルルマラソンのタイム3:38’を申告したので、そのペースで走ることに。。
時速11.6kmで5分間ランニングすることになり、結構負荷的にはきつかったです笑
最初の1分はジョギングでしたが、そのあとはいきなりレースペースでトレッドミルで走りますからね。
ある程度激しい運動になることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
この走行の間、スタッフの方はマーカーの動きを計測してくれ、さらにランニング中の動画も撮影してくれているみたいです。
計測結果のレビュー
走り終わると、すぐにランニングフォームの診断結果がはじき出されます。
スタッフの方と一緒にPCで診断結果を見ながら、その詳細をきいていきます。

まずはランニングフォームのスコア。

- 体への負担
- ランニングの姿勢
- リラックス
- 乗り込み
- 脚の動き
の5項目と総合評価を100点満点で算出してくれるのです。
ぼくは総合得点72.5点。
一般ランナーが70点平均みたいなので、まあ、可もなく不可もなくというところでしょう。
ただ、数値で残念だったのが、1つ目の
体への負担(Safety)
という項目。100点中56点という赤点スレスレでしたからね。
ランニング中の左右のぶれが発生していることと、O脚であること、さらにBMIが若干高いということからスコアが低くなっていたみたいです。
うーん、やはり左右ブレあったか!
また、PC上で先ほど撮影したランニングの動画を見ながら、現在のフォームの問題点を指摘してもらえました。

ぼくの場合、理想のフォームと比較して、
- 加重時の前傾が足りない
- 腕を前に振りすぎている
の2点の問題点が浮上し、次の計測では気をつけるように言われました。
動画で自分のフォームを見たことは初めてだったので参考になりましたよ。
トレーニング
今回のフォーム診断で、
- 左右のブレ
- ストライドが少し小さい
- 前傾が足りない
- 腕振りが前に出過ぎている
などの問題点が浮かび上がってきたので、これらを解消するためのトレーニングを指導してもらいました。
左右のブレを防止するためには、中臀筋というお尻の上のほうの筋肉と、ももの内側・前面の筋肉を強化するべきだそう。
トレーニングとして、
- ランジ(足を前に出して、膝を下げて5秒キープ、足をもとに戻す。膝の角度は直角。10回)
- 足を横に出す(何かに捕まり、足を水平方向に出して5秒キープ。これを左右10回)
というものを指導してもらいました。
ふむふむ。
確かにけつの上の筋肉や、太ももの全面の筋肉が使われている感ありますね。
さらに、少しばかりストライドが小さいとのことだったので、股関節の柔軟性を高めるために、
足振り
という運動を教えてもらいました。
前後、左右に足を思いっきり15回ずつ振るエクササイズで、レース・トレーニング前の準備運動にも使えるみたいですね。
今後はこれらの運動をランニングのウォーミングアップ体操の中に組み込んでみようと思います。
フォーム再計測
最後にもう一度、改善点を指摘してもらった上でランニングフォームを計測していきます。
ぼくの場合、
- 加重時の前傾が足りない
- 腕を前に振りすぎている
の2点がフォームの問題点だったので、これらを意識して再びトレッドミルで走っていきます。
走りながら前傾の角度を指導してもらえ、
「もっと、もっと前ですね。うん。そこらへんです」
という感じで、加重時の前傾が適切な角度になるまで見てもらい、
「はい。じゃあ計測していきますね〜今度は1~2分です」
と再び計測がスタート。
自分ではすごい前傾しすぎているぐらいの感覚でしたが、言われた通りにしてみようと思い、そのまま走り続けてみました。
あとは腕振りをなるべく体の前面に出ないように気をつけましたね。
フォーム計測が終了すると、再びPCの前に座り、スタッフの方と一緒にランニングフォームを振り返ります。その動画がこちら↓
一番左が指導してもらう前のフォームで、それ以外の右のものたちが最後に計測した時のランニングフォームになります。
自分では大げさなぐらい前傾していたのですが、すごい適切な角度で走れており、結果的に上下動が少なくなって無駄のない走りができているような気がします。
短時間のランニングフォームでここまで改善するとはびっくりです笑
受講後にもらえるもの
ミズノのF.O.R.Mプレミアコースを終えると、1度目のランニングフォーム診断の結果と、

さらに先ほど紹介した自分のランニングフォーム動画をもらえます。
帰宅後も結果を見返して練習やレースに活かせるのが嬉しいですね。
ミズノのF.O.R.Mはやるなら「プレミアコース」がおすすめ
以上がミズノのF.O.R.Mプレミアコースの体験談でした。
客観的に自分のランニングフォームを診断してもらえてかなり満足です。
プレミアムコースでは「フォーム診断」に加えて
- トレーニング方法
- 改善した上でのフォーム再計測
が加わるので、やるなら絶対プレミアコースがおすすめですね。
ベーシックコースだと、診断してもらった終わってしまうので、診断結果を生かしづらいと思います。
今回の一番大きな気づきは、
自分が今まで後傾気味に走っていた
ということでした。
後ろに上体がそった状態で走っていたため、推進力を得られる効率的な走り方とはいえず、上下動や左右のブレなども発生してしまっていました。
実際にこのフォーム診断の後、前傾を意識してジョギングしてみたのですが、
すごい走りやすい!
前傾を意識した場合と、そう出ない場合を走り分けてみても差は歴然圧倒的に踏み出した力を推進力に変えやすくなり楽に走れるようになりました。
ミズノのF.O.R.Mプレミアコースは客観的にランニングフォームを診断してもらえるだけでなく、さらに改善できるので、ぼくのように一人で練習することが多い方にこそおすすめです。
興味がある方はこちらから申し込んでみてくださいね↓
それでは!
Ken
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