「マラソン大会ついでに旅行」=「旅ラン」??
どうも、Kenです。小枝、最高。
「マラソン大会に参加するついでに旅行すること」を巷では、
旅ラン(旅ランニング)
と呼んでいるみたいです。
ぼく自身、2017年のホノルルマラソンで「マラソンついでにハワイを旅行する」という体験をしてから、この「旅ラン」にはまってしまいました。
海外の大会では万里の長城マラソン、モンゴル国際草原マラソンで、コロンボマラソン 、シンガポール マラソンに参加。
国内でも居住地の東京を離れて大阪城公園ナイトハーフマラソン、トレランフェスin岡崎、恵那峡ハーフマラソンなどにも挑戦してみました。
「旅ラン」ではただ異郷の地のマラソン大会にでるだけにとどまらず、
ついでに現地の観光を楽しむ
というのが醍醐味です。
「万里の長城マラソン」ではついでに北京市をフラフラしてきましたし、「モンゴル国際草原マラソン」では首都ウランバートルで丘に登ってきました。
今日はその新しく見つけてしまった「旅ラン」の経験を一歩引いて冷静な目で振り返り、
旅ランのメリット・デメリット
について考えてみました。
意外にいっぱいある!「旅ラン」のメリット
何回か旅ランを経験してみて、次のメリットが浮き彫りになってきました。
旅に目的ができる
旅行に目的ができるのが1つのメリットだと思います。
ぼくはこれまで、旅行の目的といえば「有名な観光スポットの建造物の写真を撮る」ぐらいしかなかったので、観光名所の写真ばかり撮っていました。
はっきりした目的がないので、旅の満足度は低かったのが本音です。
ですが、旅ランニングを始めてから、旅が一変。
観光地に行くことではなく「マラソン大会に出場して完走する」という目的になりました。
旅をする目的が明確になり、旅行に対して前向きになれました。
行く予定のなかったところに足を運べる
旅ランは先ほど申しましたように、マラソン大会に出場することが一番の目的となります。
したがって、
これまで眼中になかった観光地に足を踏み入れることができます。
ぼく自身、「モンゴル国際草原マラソン」がなかったら、モンゴルには行くことがなかったでしょう。
愛知県岡崎市の「トレランフェスin岡崎」に参加しようと思わなければ、おそらく愛知県岡崎市の土を踏むことはなかったでしょう。
このように、マラソン大会がなければ行くことのなかった土地に目を向け、実際に足を運べるので人生の幅が広がった気がしています。
日本の常識を疑える
海外のランニングの大会に出場すると、
日本のマラソン大会のルール・しきたりが世界のスタンダードではない
ことに気づきます。
例えば、海外の大会ではマラソンのスタート時間が遅れることは日常茶飯時。
更に、大会によってはタイム計測をしてくれませんでした笑
コロンボマラソン に至ってはわけのわからない健康診断を受けなければならず本当に苦しかったですね。
当たり前と思っていた日本のマラソン大会の運営体制が素晴らしいことに気づきます。
出かける前に知っておきたい!旅ランのデメリット
ここまで旅ランを褒めちぎってきましたが、じつは旅ランはメリットばかりではありません。
デメリットも知っておいたほうが良いでしょう。
旅行の荷物が増える
デメリットとしては荷物が増えてしまうことですね。
旅ランするとなると、
(普通に旅行に行く荷物)+(ランニンググッズ)
を持って旅行に行かねばならず、正直かさばります。
普通の旅行よりも、
- ランニングシューズ
- ランニング用の着替え
- 靴下
- エナジージェル
- 帽子
- サングラス
- 大会前の調整で使う練習着
などの荷物が増えてしまうのです。
飛行機を使う場合は荷物を預けないといけず、まあ色々大変です。
走った後の観光がきつい
旅ランでは、マラソン大会を旅行の日程に組み込みますので、大会後に観光することもあるでしょう。
しかしながら、マラソン大会を走った後の観光はつらいです笑
筋肉痛になることもありますし、ひどい場合は階段の上り下りができなくなるぐらい関節が痛むことがあります。
実際、「万里の長城マラソン」後の北京観光は苦行でした。
地下鉄の階段がものすごくきつく移動がすごい大変。
ウサギとカメでいえばカメになっていましたね。
そのため、ランニング旅行では大会に参加する前に行きたい観光地を訪問しておき、完走後はのんびりと過ごして早めに帰国することをおすすめします笑
本番前の調整が難しい
大会本番前の調整が少し難しいです。
- 食事
- 練習環境
がいつもと異なってくるので、いつも通りにマラソン本番に向けて調整していくのは至難の技。
特に海外旅行の場合はさあ大変。
大会直前に走れるランニングコースを探して走ったり、マラソンのレース前に筋肉にグリコーゲンが蓄えられそうな栄養素を自ら摂取しなければなりません。
ただ逆に言ってしまえば、現地人と同じようにランニングの練習ができたり、食事を食べて本番に望んだりする体験ができるということです。
その稀有な経験を楽しんでしまえばこっちのものですね。
さあ、マラソン大会ついでに旅に出てみよう
以上が旅ランニング(旅ラン)のメリット・デメリットでした。
メリットがある反面、デメリットも当然ありますが、ぼくは今後もランニングと旅を掛け合わせて色々な世界のマラソン大会に出場してみたいと思っています。
旅をしながら走ることで、現地のランナーたちと一緒に走り、まだ見たことない街並みをランニングしてみたいです。
この旅ランニングの楽しさを知るのは、やはり旅ランニングするしかありません。
気になる海外や国内の大会にサクッとエントリーしてみましょう。
それでは!
Ken
ランニング愛好家。
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