トレイルランニングは知るべきことがたくさん!
どうも、Kenです。紅茶の糖分、摂取してます。
舗装された道路ではなく、山道を走るトレイルランニング。
これまでロードのマラソンに馴れ親しんだランナーの方は、
「えっ、トレイルランニングって山道走るランニングでしょ?マラソンと同じよ」
と思ってしまうかもしれません。
ぼくもそのうちの一人で、特に何も調べもせずにとりあえずお手頃なトレイルランニングに出場してみました。
が、その結果、
トレイルランニングとマラソンは全く別物
ということがわかりました。
トレランは登山に近いものなので、ランナーといえど知るべきことがたくさんあるということに気づいてしまったのです。
たとえば、
- 山道を走って登るコツ
- ブレーキをかけずに山道を下すコツ
- 山道でのマナー
- トレイルランニングの大会での持ち物
- トレイルランニングの練習方法
などはいくら熟練のランナーでも知るよしもないので、何かしらの方法でトレイルランニングの基礎を学ぶ必要があるのですね。
そこでぼくが選んだのが、
トレイルランニングの書籍・本を読み漁る
ということです。

近所の大型の本屋に足を運び、トレイルランニングという名のつく書籍を片っ端から購入して読み漁ってみました。
今日はそのトレイルランニング関連で読んだ書籍をまとめておきます。
トレイルランニング関連の本・書籍3選
ぼくが読破したトレイルランニングの書籍は次の3冊。
本1. 「トレイルランニング (OUTDOOR PERFECT MANUAL)」
2005年にトレイルランニング の国内三大レースを制した鏑木さんの著書になります。
トレイルランニングでの走り方(上り・くだり)、トレイルランニングの持ち物、さらにはレース直前の調整方法についても初心者のためにわかりやすく解説してくれています。
対象読者としては、
- ロードランナー
- 登山者
- 運動未経験者
なので、初めてトレイルランニングを走る予定の方、ぼくのようにとりあえず出場してみたけど山の走りをもっと勉強したい方におすすめです。
この書籍のユニークなのが、トレイルランニングの大会のコースを、
- コース形状
- コース状況
- コース距離
の3つの視点でカテゴリー分けして紹介してくれている点でしょう。
これは数々のトレイルランニングに挑戦してきた鏑木さんならではの視点だと思います。トレラン大会選びの参考になりますね。
本2. 「トレイルランニング楽々入門」
2010年のハセツネで日本人1位の成績を残したトレイルランナー奥宮さんによる一冊。
この書籍では
トレイルでの走り方のパートが超手厚く解説してくれています。
山道のウォーキングから始まり、ポールを使って走るノルディックウォーキングの方法、山道での走り方を細かいシチュエーション別に、
- 真ん中に大きな石がある場合の上り
- 大きな溝がある場合
- 上りの足場が悪い場合の走り
- 倒木のかわし方
- バンクを使ったコーナリング
- ジェットコースター走法
- ガレ場の走り方
- 川渡り
- 丸太を束ねた橋の渡り方
などなど、もうね、本当に超細かくトレイルランニングの走り方が解説されています。
ただ、トレイルランニングを走る前に細かいことを言われてもわからないので、一度トレイルランニングの大会に出場した後に、自分が苦戦したコースの走り方を復習すると良いでしょう。
本3. 「トレイルランニング 入門からレースまで」
高校や大学の授業で使われていてもおかしくないぐらいしっかりしているトレイルランニングの教科書(入門編)。
トレイルランニングの専門家、アスリート4~5名による共著の書籍で、それぞれの執筆者がトレイルランニングの伝道者。
トレランに対する情熱が読んでいるだけでも伝わってきます。
特に参考になったのが、他の書籍では触れられていない
地形図、登山地図の読み方
です。
トレランを個人で敢行する場合、地図を携帯していくことが望ましく、地形図や等高線から高低差を把握し、登山地図でコースの全体像を把握するといいみたいです。
やはりトレランは登山にも近いスキルを求められるので、これからトレランにはまって一人で走ってみたくなったらこの本で基本を勉強し直そうと思いました。
取り扱っているトピックスは幅広く、トレランの携行品の紹介、トレランの走りのテクニック(下りがトレイルランニングの真骨頂)、さらに日本の代表的なトレランレース、トップランナーが内出血を起こしながら100マイルのレースを完走した体験談などですね。
執筆者がトレラン好きであることが読んでいるだけでもひしひしと伝わってきて、読んでいると思わず走りたくなる、そんな入門書籍です。
ランニング愛好家。
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