トレイルランニングってぶっちゃけどうなの??
どうも、Kenです。確保、しました。
トレイルランニングとは簡単にいうと、
山道を走るランニングのこと
です。
普通のマラソン大会はコンクリート路面で行われるものが多いので、マラソン初心者の方はトレイルランニングの存在を知らないかもしれません。
何を隠そう、ぼく自身、ランニングを10年以上続けてきましたが、ずっとロードの大会一本でトレイルランニングに挑戦したことはなかったのです(富士登山マラソンはトレイルなのかな笑)
しかし、2018年になって心機一転、
という3つのトレイルランニングの大会にでみて、トレイルランニングの面白さやその難しさを実際に肌で感じることができました。
今日はそんなトレイルランニングに挑戦してみたランナーとして、トレイルランニングについて感じていることを書いておこうと思います。
トレイルランニングのメリット
実際に走ってみて、トレイルランニングには次のメリットがあると感じました。
絶対に踏みれなかった土地を走れる
まず、トレイルランニングの大会に出場すると、
トレランをしない限り絶対に足を踏み入れなかった道
を走ることができます。

この感覚は言葉にしずらいのですが、トレランフェスin岡崎で愛知県のとある山の脇道のようなところを走っているときにふと、
「この大会に出なかったら一生足を踏み入れなかったな・・・ここ・・・・」
と思ったのです。
トレランの大会に出場することは自分の行動範囲を広げてくれているような感覚ですね。
まだ誰も歩いたことがない未開の土地を開拓する冒険家のような心地になったと言ってもいいでしょう。
イベントがあって楽しい
トレイルランニングは普通のマラソンと異なり、
イベントが随時発生するので面白いです。
ロードのマラソン大会に出ると、せいぜいイベントが発生するのは給水所などのエイドステーションに限られます。
「あっ、水とるか・・・」
とエイドステーションの道路脇に進行方向をずらすぐらいで、水を取り終わるとまた単調な道が続きます。
一方、トレイルランニングは、
イベントがむちゃくちゃ発生します。
ここでイベントとはハプニングのような出来事で、例えば、
- 傾斜の厳しい上り坂
- 人が通れないってぐらい狭い道
- 倒木
- 溝
- ぬかるんだ山道
- 民家
- 階段
- よちよち歩きせざるを得ない下り坂
などなどですね。
これらのイベントがランダムに、しかも突然ランナーの前に出現します。
そのため、トレイルランニングはいくら走っても飽きることはなく楽しい。
同じコースを走ったランナー同士で、
「あの民家の道はえぐかったですね」
「最後の階段はきつかったですね〜」
と思い出話を咲かせることもできるでしょう。
それぐらい1つ1つのイベントが面白く印象に残りやすいのです。
バランス感覚のトレーニングになる
トレイルランニングは山道を走りますので、整備されてない土地を走っていくことになります。
体制を崩さないような力を働かせながら走ることになるので、
バランス感覚が養えるでしょう。
クロスカントリーのように走るだけで体幹周りの筋肉のトレーニングになります。
自然が豊か
もちろん、トレイルランニングは山道を走るので自然が豊か。
都市圏で生活していると触れることがない森林の中を走るのは非常に気持ちがいいです。
うまくいけば小鳥のさえずりだって聞くことができるでしょう。
眺めが良い
トレイルランニングのコースは山道を走るので、高度が高いところも当然走ることになります。
時々、山道の脇に展望台のような休憩スペースが設けらており、そこから山の上からの景色も楽しむことができます。

ランニングバックに仕込んでおいたスマホで景色を撮影することも可能です。
登山の旨味を見事に吸収しています。
トレイルランニングのデメリット
もちろん、トレイルランニングはいいことばかりではなくデメリットだってあります。
初期投資がかかる
トレイルランニングは自然の中を走ることになるので、
もしもの時に備えて装備を充実させる必要があります。
トレランでは「必携リスト」というランナーが携帯すべきアイテムリストが公開されており、大会によっては全てのアイテムを持っていないと走ることを許可されないものもあるようです。
ぼくが最初に出場したトレランフェスin岡崎では、
グッズ名 | 価格(税抜) |
---|---|
トレラン シューズ | ¥15,390 |
リュック | ¥11,700 |
コップ | ¥990 |
タイツ | ¥5,400 |
雨具上 | ¥10,000 |
雨具下 | ¥6,000 |
リザーバー | ¥4,510 |
エナジージェル(梅) | ¥251 |
ゼリーアップル味 | ¥144 |
笛 | ¥572 |
救急グッズ | ¥1,000 |
合計 | ¥54,957 |
税込価格 | ¥59,353 |
というアイテムが必携になっており、大会前日に急いで調達したところ、
5万円ほどの準備費
がかかってしまいました。

ランニングのメリットとしては金がかからないで済むということがあったのですが、このトレランはちょっと話が別。
月や年でかかってくる固定費はありませんが、トレランデビューする時にお金がかかってしまいます。
詳しくは「トレイルランニングに必要なアイテム」を読んでみてくださいね。
練習するのが難しい
これは山の近くに住んでない人の話なのですが、
トレイルランニングの練習は難しい。
まず山に行かなければなりませんし、トレラン向けの山道を知っていなければなりません。
もしもの時も怖いので、とてもじゃないけれど一人でサクッとトレイルランニングの練習はできません。
そのため、なかなかトレイルランニングのシューズを馴らす機会がなく、ぼくはぶっつけ本番で新しいシューズを履くことになりました笑
危険と隣り合わせ
トレイルランニングは山道を走るわけですから、
危険と隣り合わせである
ということは間違いないでしょう。
トレランの必携リストの中に熊対策の「熊鈴」や、もしもの時に助けを呼べる笛が入れられているのはもしもの時のための備えです。
熊が出るかもしれませんし、崖から転げ落ちる可能性だって0ではないです。
普通のロードのランニングに比べると危険なので、トレランに挑戦するランナーたちはそれなりの準備と覚悟を持って臨むことになります。
トレランショップで「ポイズンリムーバー」が売られていたので用途をきいてみると、
蜂に刺された時に毒を吸い出すためのもの
らしいことが判明w
過去にとあるトレランの大会で蜂が目覚めてしまい、ランナーたちが刺される事件もあったみたいです。
聞くだけでも恐ろしいですが、トレランにはこのような危険も0ではないということを肝に命じておきましょう。
さあ、トレイルランニングをはじめてみよう!
以上がトレイルランニングを実際に走ってみた感想でした。
トレイルランニングがこんなに冒険に満ち溢れていて、楽しい競技だとは走ってみるまでわかりませんでした。
初期投資こそかかりましたが、思い切ってトレイルランニングの世界に踏み込んでみてよかったといまでは思います。
トレイルランニングに興味があるランナーの方はぜひ一度お試しあれ。
まずはRUNNETからトレイルランニングの大会を探してみましょう。
それでは!
Ken
ランニング愛好家。
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