トレランフェスin岡崎で初めてのトレランを体験してきた!
どうも、Kenです。イタチと、ごっこしてます。
愛知県岡崎市で開催されるトレイルランニングの大会「トレランフェスin岡崎」。
これまでランニングを15年以上続けてきましたが、トレイルランニングというものに挑戦したことがありませんでした。
ただ、限りある人生の中で
「もっといろんなマラソン大会に出てみたいな・・・!」
という想いで、今回はこのトレランフェスin岡崎にエントリーしてみたのです。
愛知県の近くに住んでるわけではありませんし、愛知出身でもなく、縁もゆかりもない土地でしたが勇気を振り絞って出場してきました。

今日はトレランフェスin岡崎のレース概要、レースの準備、さらにレースの体験談などを忘れぬうちに書き留めておきますね。
トレランフェスin岡崎はどんなレース??
トレランフェスin岡崎は愛知県岡崎市で行われるトレランのレースです。
会場は?
大会本部などが集まる会場は、岡崎市にある中央総合公園。

この公園には野球場、体育館、武道場などが揃っていて、まさに市民が運動するために集う場所ですね。

敷地面積が189.3ヘクタールもある巨大な自然公園で、山の中の山道があるのです。
今回のトレランフェスin岡崎ではまさにその山道をコースとしているわけです。
種目は?
トレランフェスin岡崎には次の2つの種目がありました。
- 20kmトレラン(レース部門)
- 10km トレラン(ビギナー部門)

僕はトレランを1度もやったことがない完全な初心者だったのですが、20kmのレース部門の出場条件として、
15歳以上の男女・過去2年間にハーフマラソン完走経験のある方
と書いてあり、3ヶ月前にホノルルマラソンを走ったばかりだったので、
「いや、これはいきなりレース部門でいけるんじゃないか・・・」
と驕り、いきなり20kmのレースにエントリーしました笑
エントリー料金・方法は?
きになるトレランフェスin岡崎のエントリー料金はこちら↓
種目 | 料金 |
---|---|
20km | ¥5,000 |
10km | ¥4,500 |
やはり、距離が長くなる分、20kmでは多くのボランティアの方を配備したり、長時間タイム計測をしなければならないためか高くなってますね。
トレランフェスin岡崎へのエントリーはRUNNET経由で申し込めますよ。
トレランフェスin岡崎のレース前の準備について
さて、お次はレースで実際に走るまでのことを書いておきましょう。
持ち物
トレランフェスin岡崎では大会の1〜2週間前に次のようなハガキが送られてきます↓

こちらのハガキがないと、ゼッケン番号や計測チップなどを受け取れないので必ず持参しましょう。
このハガキにはトレランフェスin岡崎を走るために必要なアイテムが記載されていました。
- トレイルランニングに適した服装シューズ
- 雨具
- 笛
- 1リットル以上の水
- 携行食
- 携帯電話
僕はこのハガキを見て初めて、
トレイルランニングは初期投資が必要なスポーツだ
ということを悟ったのです。
「いや、笛持ってないし笑」
「1リットル以上の水どうやって持ち運ぶんだ?汗」
「トレイルランニングに適した服装シューズって何?泣」
という感じでクソ狼狽してました。
その結果、近所のトレイルランニングのお店に行き、
6万円分ものトレイルランニンググッズを揃えなくてはならず泣き面に。

これから僕と同じようにトレイルランニングを始めたい方は必携リストを揃えるための初期投資が必要になってくることを肝に命じておきましょう。
>>詳しくは「トレイルランニングに必要なグッズ」へ
トレランフェスin岡崎ではエイドステーションが設置されていないので水、食料は全て自前。
山の中でレースをする都合上仕方ないことですね。
結局、レース前のウォーミングアップ、移動の時はランニング用の雨具を羽織り、

実際のレースでは雨具抜きの格好でのぞみました。

ゼッケン受け取り方法
さて、今度はハガキを持ってゼッケンを受け取りに行きましょう。
トレランフェスin岡崎のゼッケン受け取りは、総合自然公園に設置された大会本部でおこなっています。

ゼッケン受け取りの時間は大会当日の7:00~8:30まで。
こちらの本部は自然公園の第二駐車場のそばにあるブースで、トレランフェスin岡崎のスタート・ゴール地点の近くにあります。
岡崎の総合自然公園は180ヘクタール以上もある巨大な公園なので、
「えっ、第二駐車場ってどこ?果たしてたどり着ける?」
と思うかもしれませんが、この駐車場に行けばわかるようになっているのでご安心を。
ゼッケン・参加賞
ゼッケンの受け取りが完了すると、参加賞とゼッケンをゲットできます。
参加賞は、
- 大会のしおり
- タオル
- ビタミンフルーツジュース
- ゴミ袋
- ヒマラヤスポーツ割引券
- 青いバッグ
でしたね。

ゼッケンは赤い色をしており、安全ピンが4本ついているのでピンを持参しなくても現地でつけることができます。

トレランフェスin岡崎ではゼッケンの取り付け位置に厳しい規定があり、
必ず胸の下につけること
とされていて、膝につけたり背後につけたりすることは禁じられていましたね。
詳しくは「マラソンのゼッケンの付け方」を参考にしてみてください。
計測チップ
トレランフェスin岡崎ではタイム計測をチップで行います。

靴の紐につけるタイプで、針金を使って足の甲につけてやるといいでしょう。

荷物預かり所
トレランフェスin岡崎では荷物預かりサービスはやってません。
貴重品だろうがなんだろうが、個人の自己責任で管理しなければならないのです。
車で会場に来ている方は、車の中に貴重品とかを入れておけばいいですが、僕のように車を持ってない方は、
荷物を預けなくてもすむように現地に乗り込むといいでしょう。
ぼくは東岡崎駅の近くのホテルからトレイルランニングの服装そのままで出発してタクシーで現地に向かいました笑

ただ、大会を終わって見て気づいたのが、
中央公園の体育館にいくつかコインロッカーが存在していた
ということです。

ただ、数に限りがあり、10個もなかったと思うのでこちらを大会当日に利用できるとは限りません。
やはり車で会場に行くか、トレランの服装で現地に乗り込むかの2択になると思います。
トレランフェスin岡崎の20kmコースの体験談
さて、いよいよ準備が終わりレースのスタートです。
開会式
まず、スタート30分前の8:30から開会式のようなものが行われます。
こちらに出場予定のランナー達が集結しており、それぞれトレランに適した服装・シューズを履いていることがわかります。

この開会式では岡崎に関係のある参議委員の言葉や、レースでの注意点を口頭で伝えてくれます。
この開会式は20分ほどに及びます。
そのまま突っ立っていると体が冷えてしまうので体操しながら話を聞いて入ればいいでしょう。
スタート10分前になると開会式が終了し、あとはスタートを残すのみとなりますよ。
20kmコーススタート
レース開始時刻の9:00になると号砲が鳴り、400名ぐらいの参加者が一斉にスタートします。
ぼくはトレイルランニングが初めてだったことと、まだ1回しか履いてないトレランシューズの調子を見たいこともあり、ゆっくりと走り出しました。
5分ほどロードを走る(登り)といよいよ山道に入って行きます。
一般道から山道に入るところは急に上り坂となり、速く走れないランナーが出てくるので大渋滞。
山に入る箇所は走りではなく歩いて登山のような感じでしたね。
登りが終わると、徐々に登山列が解消されて行き、ようやく走り出すことができます。
コースはどんな感じ?
トレランフェスin岡崎のコースはまあきつい。
ぼくがトレラン初心者ということもあったのかもしれませんが、
アップダウンが容赦ないです。
特にきつかったのが、
15kmぐらいに出現するロードの登り坂
ですね。

12~14kmぐらいは比較的緩やかな山道が続き、
「いやああ、トレラン最高〜」
という幸せな気分に浸っていたのですが、このハピネスを一気にクラッシュするほどの破壊力がありました笑
ぼくの周りのランナー達はこの坂にくじかれ、みんな歩いていましたね。
いや、というか、もうこの辺りから登り坂はみんな歩いてました。
ぼくのいた集団が後方のものだったので登り坂は歩く現象は起きていたのかもしれませんが。
ぼくは下りよりも登り坂が好きなタイプだったので、登り坂が出現すると一気に歩いているランナー?を抜き去りました。
だが、逆に、下りは危ない。
下っている時にツルに引っかかって転倒でもすれば、転げ落ちて間違いなく軽傷では済まされないゾーンが多数存在していました。
下りは慎重に、登りは攻めという走りの方針でよかったと振り返ります。
距離表示は?
トレランフェスin岡崎の距離表示は後半になるとで始めます。

最初の7kmぐらいまでは距離表示が全くなかったのですが、7kmすぎると1kmごとに山道の中にしっかり距離表示をしてくれます。
今自分が20kmのうちのどこらへんを走っているのかがわかったので、どんどんゴールに近づいている実感がありモチベーションを維持しやすかったです。
ただ、トレランで難しいと思ったのが、
いつ、どんな坂が待ち受けているかわからない
という点。
仮に残り2kmと言われても、どんな斜面が待ってるかわからないので、むやみにスパートできないのです。
もしかしたら残り1kmでとんでもない坂が現れるかもしれないからですね。
これがトレランの難しさであり醍醐味なのかもしれません。
ペース配分は一種のギャンブルに近く、運否天賦に任せるしかありません。
ゴール
とまあこんな感じで、アップダウンが激しい山道を走り抜けること20km。
ようやくスタート地点の総合公園の第二駐車場に戻ってきます。

ただ、山から公園に戻ってきても最後の難関が待ち受けてます。それは鬼とも呼べるほどの野球場脇の超ロングな階段。
なぜか神社の階段ほど長いものを登り切らなければならず、ここが最後の最後の難関でした。
無事に足をつらずに長距離の階段を登り切ると、前方200mほどにゴールテープが見えてきます。
山道から普通のロードに戻ると、ロードがとても走りやすく感じるのでなぜか幸せな気分になりラストの直線でスパート。
1人抜いてゴールインしました。
ゴールすると、計測チップを自分で外して

完走賞を印刷してもらいます。

タイムは2時間42分ぐらいでしたね。

ゴール後に待っている一番のボーナスは、そう、獅子汁。

豚汁のような料理なのですが、これには豚ではなく獅子が入っている模様。

ゼッケンの横についている獅子汁無料券を使えば無料で飲むことができるのです。
山の中を駆け抜け、獅子が入った味噌汁を飲み、達成感もあって最高の気分になること間違い無いです。
さあ、トレランフェスin岡崎でトレランデビューしてみよう!
以上がトレランフェスin岡崎の体験談でした。
このトレランの特徴としては、
トレラン初心者のために10kmコースが用意されている
ということです。
10kmならば手軽に初心者の方でも走れる距離になってると思います。
ぼくは初めてのトレランで20kmコースを走りましたが、ちょうどいい満足のいくボリュームだと感じました。
これ以上走るとヘロヘロ、それより短い距離だと物足りなくなるという走り心地でしたね。
トレランの必携リストを揃えるために初期投資は必要になってきますが、
トレランは圧倒的にマラソンより面白い。
自然の中を走れることはもちろん、登ったり降ったりイベントが盛り沢山なので長距離走っても飽きることはありません。
>>詳しくは「トレランを走ってみた感想」へ
よかったらトレランフェスin岡崎に参加してみてくださいね。
申し込みはRUNNETからどうぞ↓
それでは!
Ken
ランニング愛好家。
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