第5回上野恩賜公園早朝元気マラソンの10kmに参加してみた!
どうも、Kenです。すた丼、作ります。
連日猛暑が続いていて、地方自治体からは屋外での運動を禁止する警報が出ているほどです。
いやあ、本当に暑い。
ランニングはもちろん「屋外での運動」にあたるので禁止を推奨されているわけですが、ランナーとしては逆に、
猛暑の中を全速力で走りたくなることがあります。
前回出場したサマークロスカントリーin千葉という猛暑の中の大会に参加してみて、「猛暑の中あえて走る」という行為の面白さに気づいてしまい、その後も夏のマラソン大会を探していました。
そんな中、上野恩賜公園早朝元気マラソンという、8月の初旬に上野公園で開かれる大会を見つけ、早速エントリーして走ってきました。
上野恩賜公園早朝元気マラソンとは??
上野恩賜公園早朝元気マラソンとはどんな大会なのでしょうか?
種目・料金
上野恩賜公園早朝元気マラソンには次の種目が用意されています↓
種 目 | 参 加 費 |
---|---|
10km個人 | 4,000円 |
10kmペア | 5,000円 |
5km個人 | 3,000円 |
5kmペア | 4,000円 |
2.5km個人 | 2,500円 |
2.5kmファミリー | 3,000円 |
大きく分けると、
- 5 km
- 10 km
- 2.5 km
の3種目ですね。
あとはそれを個人で走るか、ペアで走るか、ファミリーで走るか、によってバリエーションが用意されています。
参加料金は距離・参加人数に応じて変化しますが、2,500~5,000円の間におさまっており、非常に良心的な大会ですね。
ぼくは今回、個人で最長の10kmのレースにエントリーしてきました。
場所・コース
マラソン大会のコースの舞台はもちろん上野恩賜公園です。

これは上野公園の正式名称で、動物園や美術館、科学館などがある公園で走ることになります。
一周2.5 km の周回コースとなっておりまして、
- 東京都美術館
- 東京音楽学校
- 国立博物館
- 東京文化会館
- 上野美術館
などをぐるっと一周するようなコースになっています。

10 km の参加者はここを4周、5kmなら2周、2.5 km なら1周というわけですね。
タイムスケジュール
第5回大会のタイムスケジュールは次のようになっていました↓
種 目 | スタート時間 | 制限時間 |
---|---|---|
10km個人 | 7:00 | 80分 |
10kmペア | 7:00 | 80分 |
5km個人 | 6:30 | 45分 |
5kmペア | 6:30 | 45分 |
2.5km個人 | 8:10 | 30分 |
2.5kmファミリー | 8:10 | 30分 |
まず5 km からスタートし、次に10 km 最後に2.5 km という順番でしたね。
それぞれに制限時間が設けられており、完走したと認められるには制限タイム内で走り抜かねばなりません。
上野恩賜公園早朝元気マラソンのレース前当日の流れ
さて、いよいよレース当日です。
ゼッケン受け取りについて
受け取りに必要なものは事前に送られてくるハガキですね。

だいたい2週間前に登録した住所に届くことでしょう。
こちらを持って上野公園に足を運びましょう。
第五回大会では5:40から受付を開始してくれていました。

大会本部は上野公園の中央にある噴水の近くに設けられています。
大会本部に到着しましたら、まずは誓約書の記入。

事前に印刷できるみたいですが、現地でもペンと用紙が用意されているので当日でも構わないと思います。
誓約書を提出すると、ハガキにチェックマークを入れてもらえるので、いよいよゼッケンの受取り。
ゼッケンナンバーごとに、ゼッケンを受け取る列が分かれていますので、自分が該当する列に並べばいいですね。

ここでは、
- ゼッケン
- 荷物用の袋
- 周回カウント用の輪ゴム
- スポーツドリンク
- 大会のしおり
などがもらえます。

更衣室はどんな感じか??
上野恩賜公園早朝元気マラソンでは大会当日の朝はなるべく走る格好で来ることを推奨しています。(と、案内ハガキに書いてありました笑)
ぼくはその言葉通り、走る格好で現地に向かったのでレース前は更衣室を利用しませんでしたね。
ただ、ちゃんと大会本部の横にテントの更衣室は用意されていたので現地で着替えることは十分に可能です。
荷物預かりはどんな感じか??
ゼッケンを受け取り時に、透明のゴミ袋を渡してもらいます。
こちらに自分のゼッケン番号の紙を入れて、荷物の袋を縛りましょう。

その状態になった荷物を「荷物預かり場」というブルーシートの上に置けばオッケーです。

大会本部の目の前にありますので、セキュリティはある程度保証されていると思います。
ただし、貴重品は保証されていないので、どうしてもなくしたいものがある場合は駅のロッカーなどで預けてくることをおすすめします。
上野恩賜公園早朝元気マラソン体験談
そして、レース当日。
上野公園で予期せぬラジオ体操が始まってしまい、最初の5 km のレースのが15分ほど遅れでスタート。

その影響を受けて、ぼくが出場する予定だった10 km のレースも15分ほど遅れてスタートとなりました。
スタートの15分前に競技の説明があり、5分前ぐらいになるとスタートラインにぞろぞろとランナーが集まりだしてきて競技開始となります。
ウェーブスタート
この大会ではウェーブスタートというスタート方式をとっていました。
全員が一斉にスタートするのではなく3~4人ずつのランナーが順次スタートするのです。
「えっ、これではタイムが遅くなってしまうよ〜」
と思うかもしれませんが、この大会ではすべてがネットタイムでのレース。
つまり、スタートラインを切った後のタイムで競いますのでスタートの順番による影響はないです。
ただ、前列の方が速いランナーが多いので、競いながらタイムを出したい方は事前に余裕を持ってスタートラインに並ぶと良いでしょう。
周回カウントは輪ゴムで
ゼッケンの受付で白い輪ゴムがもらいます。

これはただの輪ゴムではなく、周回を数えるための輪ゴムですね。
10km の場合、2.5 km の周回コースを4周しなければならないので、周回数が多く間違えてしまうランナーがいるかもしれません。
そんなことを考慮して、10 km のコースで輪ゴムが3本とされます。
この輪ゴムを一周ごとに、輪ゴム袋に捨てていくことで、輪ゴムが消えたらラスト一周になるのです。
今何周目なのかわかりやすいように配慮されていて助かりました。
距離表示は500 mごと
1周回2.5 km で、さらにその2.5 kmのコースには500 mごとに距離表示があります。
そのため、
- 500 m
- 1 km
- 1.5 km
- 2 km
の4ヶ所でラップタイムを取りやすかったです。
ぼくは1km4分のペースで10 km走ることが目標だったので、500 mでは2分、1kmでは4分、1周の2.5kmでは10分という予定でした。
距離表示がしっかりしていたため、500m単位で細くラップタイムを見ることができて安心して走れました。
コースはのアップダウンはあるのか??
上野恩賜公園早朝元気マラソンのコースはほぼ平坦。
最初の300 m地点ぐらいに緩やかな上り坂が10 m くらい続くところがありましたが、上り坂はそこぐらい。
あとほとんどが平坦なロードとなります。
ただ、アップダウンの代わりに、コーナーリングが激しいコースでしたね。
コースがくねくねしていて、曲がるときにスピードを落とさないと曲がりきれない箇所が何度かありました。
減速しながらいかにうまく曲がれるかが勝負のキモとなってきます。
給水について
給水場はスタート地点の近くに一箇所あります。

1周2.5 km に1回給水できましたね。
お水、スポーツドリンクの2種類を提供してくれており、それに加えて梅干し・塩飴が置いてありました。
エイドステーションの近くには、
水スポンジのコーナー
もありましたので、こちらで水をかぶることも可能です。

2.5kmコースにてエイドステーションはここのみだったので、2.5 km よりも細かく吸収したいという方は自分で水を持ち運ぶしかないですね。
ゴール・完走後
細かく距離表示が出ている大会だったので、ラップが取りやすく目標タイムを突破できました。
最初の1 km を4分ちょっと過ぎで入り、その次からは3分50秒台で走ることができました。
体があったまるに連れて徐々にスピードアップしていった感じです。
しかしながら、当時の気温は早朝といえど30度近く。
かんかん照りだったので、僕はファッション用のサングラスをつけて日差し対策をして走りました。
これがなかったらとっくに干からびていたことでしょう。
また、この大会は「自分との戦い」という意味合いが強かったですね。
ウェーブスタートなので誰と競っているのかよくわかりませんでしたし、距離表示が細かくていちいち自分が進んだ距離がわかってしまうのも逆に辛かったです笑
周回を重ねるごとに徐々に息が上がって行きましたが、なんとか 1 km 4分のペースを崩さずに逆にビルドアップして走り切ることができました。
ラップタイムはこちら↓
1周目 2.5km | 10’03” |
---|---|
2周目 5km | 9’37” |
3周目 7.5km | 9’37” |
4周目 10km | 9’24” |
ゴールタイムは目標の40分より1分ほど早い38分45秒。
ランナー電卓で計算してみると1kmあたり3分52秒のペースだそう。
これは上出来!
完走証は即時発行ではなく、ゴールしたことを申告して10分後ぐらいに発行してもらえました。

年代別で3位、総合で6位に入ることができ、メダルと賞状をゲット!!

いやあ、久しぶりに表彰されている・・・!
結果オーライというか最高に嬉しいです!
あとは参加賞の受け取りですね。
完走した後に商品を受け取れるようになっており、
- Tシャツ
- スポーツタオル
- キャッシュバック券
- ゼッケン留め
- エコボトル
の中から好きな商品をもらえます。

ぼくはゼッケン留めのBIBFIXをゲットしました。

さあ、上野恩賜公園早朝元気マラソンに出てみよう!
以上が上野恩賜公園早朝元気マラソンの10kmに出場してみた体験談でした。
総じて、このマラソン大会は、
暑いレースでしたが給水ポイントが用意されていてしっかりした大会だと思いました。
暑いとなかなか走る気になりませんが、こうして集団で競い合う相手がいると限界を超えて自分を追い込めました。
ぜひ、夏の力試しでマラソン大会を探している方は参加してみてください。
それでは!
Ken
ランニング愛好家。
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