ウルトラマラソンで100km完走するということ。
100kmという距離はとてつもなく大きな大きな距離です。
そうですね、たとえを出しましょう。
仮にいま東京駅から北東に100km走り出したとしたら、なんと茨城県茨城町までたどり着くことができるのです。
そんな100kmを一気に走るウルトラマラソンなんて、クレイジースポーツ以外の何物でもありません。
ぼくのウルトラマラソンを攻略した練習方法を公開します。
よく巷では、
「3か月で1000km走破しないとウルトラは走れない」
と耳にしますが、この盲信はとんでもなく間違いです。
実際にぼくはそんなに練習量をこなさずにウルトラマラソンを制覇しました。
気になるぼくのトレーニング内容はというと、
「週に4~5回、一時間ジョグ」
というお粗末なものでした。
現に丹後ウルトラマラソンの前日の宿屋で相部屋になった方に、
「きみはウルトラを語る資格なんてない」
と一喝されました。
しかし、そんな世間の常識とかランナーの信条なんてものはしったこっちゃありません。
とにかく、ぼくは60分のジョギングを愉しみながら頻繁にこなすことでウルトラを完走したんです。
結果を出せばこの世界では皆が黙るはずです。
ただ、ぼくはフルマラソン完走の経験が度々あった。
いや、ぼくはこれからウルトラに挑戦する方々に60分ジョグをおススメしている訳ではありません。
じつはマラソンという競技に関してぼくはまったくの初心者というわけではなく、むしろ中級者ほどの勢いを持っていました。
なぜなら、
2009年 東京マラソン
2010年 河口湖マラソン
2011年 千葉佐倉マラソン
2012年 コロンブスマラソン
という上記の4つのフルマラソンをすでに走破していたのでした。
どこかウルトラマラソンに対してもどうにかなるのではという軽い展望を描いていました。
ただ、ウルトラマラソンを完走してようやく気付いたことは、
ウルトラマラソン≠フルマラソン
ということです。
ついでに言ってしまえば、
ウルトラマラソン>>>>>>>>>>>>フルマラソン
という不等式にも気づきました。
つまり、
ウルトラとフルは全く持って別物なのです。
ウルトラマラソンを完走するために最も大切な要素
ウルトラマラソンは本当に過酷な競技です。
24時間テレビの100kmマラソンのランナーに指名された芸人の顔が歪む理由がようやくわかりました。
そんな過酷なレースだからこそ、完走するために身に着けておくべきことがあります。
それは、
「走ることを好きになること」
です。
まず大前提として走ることが好きなランナーでなければこのレースは完走できません。
ダイエット目的や異性からの人気を喚起する、という中途半端なモチベーションではいずれつぶれます。
そのようなランナーの方には正直ウルトラマラソンはお勧めしません。
せいぜいフルマラソンにとどめておきましょう。
それでは、次回はぼくの歴史街道丹後ウルトラマラソンでの体験を書き留めます。
ken
ランニング愛好家。
[…] 次回は丹後ウルトラを完走するために行ってきた僕のトレーニング内容を紹介します。 […]